読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ときまき!

謎の創作集団による、狂気と混沌の執筆バトル。

バズるブログテーマの探し方と13フェイズ構造理論

魚崎とき 海鳥まき

f:id:TokiMaki:20140917083941p:plain

やほー! 今日はバズるブログテーマの探し方について紹介するでー。

っていうても、このブログ記事がバズったことは一度もないけどな!

f:id:TokiMaki:20141121194658p:plain

説得力ない!!

ちなみに「バズる」は英語の buzz (蜂がブンブン飛ぶ様子から、口々に噂されること。転じて、ツイッターなどで口コミが広まること)から来ています。

f:id:TokiMaki:20140917083941p:plain

小説を書いてる人やったらもしかしたら知ってるかもしれんけど、ブログのテーマ探しで使えるのが「13フェイズ構造理論」というものなんやね。

13フェイズ構造理論は、脚本家の沼田やすひろさんが、著書『超簡単!売れるストーリー&キャラクターの作り方』(講談社)で書いて、作家志望者の間ではけっこう話題になった。

超簡単!売れるストーリー&キャラクターの作り方

超簡単!売れるストーリー&キャラクターの作り方

 

 f:id:TokiMaki:20141126210948p:plain 

要するに13フェイズ云々ってシナリオ論のことですよね?

ブログと脚本はぜんぜん違いますが、役に立つのでしょうか?

f:id:TokiMaki:20140917083941p:plain

ブログかて脚本かて、人を楽しませるためのエンターテイメントなんやから、共通する部分は多いんやで。

13フェイズ理論というても13個すべて覚える必要はなくて、最も重要なのは

「対立」「葛藤」「変化」の3つを意識することなんや。

1.対立

例えば、

  • きのこの山 vs たけのこの里
  • 自民党 vs 共産党
  • 資本主義 vs 社会主義
  • ブラック企業 vs 労働者
  • 店員 vs モンスタークレーマー
  • Google vs Amazon

のような対立構造の話というのは、観衆を惹き付けやすいし、わかりやすい。

それに、きのこ派とたけのこ派が勝手に戦争をはじめてくれるから記事としてもバズりやすいんやな。

例えば、「メリット vs デメリット」「論証 vs 反証」「~すべきか否か」「~は正しいかどうか」「~は善か悪か」といったテーマも、対立構造を含むといえる。

沼田さんの『超簡単!売れるストーリー&キャラクターの作り方』では、この対立パートをさらに4分割してシナリオ論を展開するんやけど、ここでは省略するで。

いずれにせよ、エンターテイメントには何らかの対立構造が必要とされているんやな。

私と対立する――宿敵しかり、恋のライバルしかし、恐ろしい上司しかり。

あるいは物質的なものに留まらず、「就職すべきか起業すべきか」「親を自宅介護するか施設に入れるか」「ダサピンク現象を許すかいなか」みたいに、対立構造は至るところに溢れているんや。

ブログのテーマにおいても何らかの対立構造を入れるのは非常に有効やで。

イケダハヤトさんブログタイトルが「まだ東京で消耗してるの?」とめっちゃ煽りまくってる感じなのも、おそらく対立構造を打ち出す戦略のひとつやと思うで。

2.葛藤

小説を書くうえで一番大切なのは「葛藤」を描写することや。

これはエンタメに限らず純文学でも同じことで、葛藤なき作品はよほど天才的な何かが無い限りは九割九部駄作となってしまう。

13フェイズ構造においては、葛藤はさらに7つの段階に区分けされ「苦境」「成長」「試練」「破滅」などいろいろあるんやけど、以下略。

ブログでも自身の悩みを吐露する記事がバズることが多々ある。

人は誰しも胸のうちに葛藤を抱えるがゆえに、これを文章化して公開することには意味があるんやね。

以前話題になった『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』(新潮社)も主人公が葛藤に苦しみながらも成長していく様子が人々の心を打ったんんやね。

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

 

恋愛小説でも「禁断の恋」「身分の違い」「種族の違い」「近親愛」みたいのは定番やろ。やはり葛藤には人を引き込ませる力があるんや。

ニート・フリーター・派遣等の自らの属性を公にし、それをPRポイントとするブログもけっこうあるけども、それらも読者の期待するところは葛藤・苦境・試練・成長の描写が読めることやと思う。

自分の日常を綴ってヒットしてるブログがこの「葛藤」を前面に押し出すタイプや。

3.変化

この「変化」というのは、小説においては主人公の変化を指すんやけど、ブログやとちょっと違ってくる。

ブログの主人公は、ある意味で「読者」なんやね。

せやから「読者を変化させること」を目的としたブログ記事はヒットしやすい。

13フェイズ理論では、この変化の項は3つに分けられている。

  1. 対決
  2. 排除
  3. 満足

読後のカタルシス(満足感)を生むためには、変化の3ステップがめっちゃ重要になってくる。

例を挙げてみるで。

【ダイエットサプリの宣伝文】

  1. 対決「ダイエットしたくてもいつも失敗する人に朗報!」(肥満との対決)
  2. 排除「このサプリメントを飲めば中性脂肪を減らすことができます!」(悩みの排除)
  3. 満足「写真のモデルを見てください! 3ヶ月後にはこんなにスリムに!!」(願望実現と満足)

上の例のように、セールス文、コピーライティングには必ずといって良いほど、変化の3段階(対決、排除、満足)が描かれている。

バズるブログ記事の例で言うとそれがライフハック系の記事や。

お金を稼ぐ方法、風邪を治す方法、絵をうまく描く方法、ポジティブ思考になる方法……etc

読者は、「変わりたい」という願いをもってライフハック記事のタイトルをクリックする。その要求に答え満足感を与えるために(対決→排除→満足)の流れを描くのが有効なんやね。

f:id:TokiMaki:20140917083946p:plain

なるほど、ときちゃんが珍しく真面目なことを語りだしたのでびっくりしました。

以上、まとめるとブログテーマを探すうえで大切なのは「対立・葛藤・変化」の3つを意識することなんですね。

小説では、物語のなかに対立葛藤変化のすべてを盛り込むのですが、ブログでは文字数制約もありますし、この3つの中からどれかひとつを選び取る形になると思います。

このブログ記事の参考文献である『超簡単!売れるストーリー&キャラクターの作り方』のオフィシャルサイトがあり、著者によるYouTubeの無料創作講座もまとめられていますので、最後にリンクを紹介します。


「超簡単!売れるストーリー&キャラクターの作り方」オフィシャルブログ

では今日はこれにて。

長文読んでくださってありがとうございました!


Copyright (C) 2014-2017 五条ダン All Rights Reserved.