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ときまき!

謎の創作集団による、狂気と混沌の執筆バトル。

「KADOKAWA×はてな」の新小説投稿サイト来たああああ!!!

魚崎とき 海鳥まき

 つ、ついに「はてな×KADOKAWA」の小説投稿サイトが来たあああああ!!!!

 うちはこのワクワクの衝動を抑えられへん。煮えたぎる血液、迸る心臓の鼓動が宇宙の果てまでダイナマイト!!!やで。はてな創作クラスタの新たなる幕開けや。これはもう書くしかあらへんな。賞金総額はなんと700万円!!しかも大賞作品は「書籍化決定!!」 うちが《はてな小説家》としてデビューを果たす日が来ることを思うと、胸が高鳴るな。ウェヒヒヒヒッヒヒヒヒヒ……!!!

 も、もう……はしゃぎ過ぎです。取らぬ狸の皮算用してる暇があったら原稿書いてくださいよ。KADOKAWAとはてなが組んで小説投稿サイトを作ることには私もびっくりしました。「小説家になろう」「エブリスタ」「魔法のiらんど」など、すでに大手の小説投稿サイトがあるなかで、どのような差別化戦略を行うのか、気になるところです。

 KADOKAWA×はてなの「第1回 Web小説コンテスト」では7つのカテゴリに分けて原稿の募集をかける予定のようですね。

  1. ファンタジー
  2. SF
  3. ホラー
  4. 現代ドラマ
  5. 現代アクション
  6. 恋愛・ラブコメ
  7. ミステリー

 なかでも「現代ドラマ」「現代アクション」の2カテゴリは面白いですね。他の新人賞ではあまり見かけない項目です。

 ファンタジーに属する『異世界転生/チートハーレム』『MMORPG』、ホラーに属する『デスゲーム』系作品は、ネット小説から書籍化し、そしてアニメ化・映画化で大ヒットした事例も見られます。この辺りのカテゴリは激戦区となるかもしれません。

 SFやミステリーも楽しみですよね。小説のカテゴリってじつのところすごく曖昧※ですし「このカテゴリはこうだ!」と縛られる必要は全く無いです。

(※例『恋愛×ミステリー』『ホラー×SF』)

 賞の投稿カテゴリを7つも用意したことは評価されるべきポイントだと思います。カテゴリが多ければ、投稿作品もうまい具合にバラけます。結果的に『多様な作品』が読者の目に届きやすくなる。書き手も自分の書きたい物語を追求することができる。

 ちょっと待って!!

 はてな小説の最高峰『増田文学』のカテゴリがないやん!!

【※参考 2015年前半期 増田文学大賞(はてな匿名ダイアリー) - ときまき! 】

 そ、それは『はてな匿名ダイアリー』の方でやってください。(匿名でなければ増田じゃありませんし)カテゴリ的には『現代ドラマ』がマッチするのかなぁと思います。しかし匿名ダイアリーには、時折とんでもなく優れた筆力を持つ書き手が現れるもので、驚かされます。普段増田で書いている書き手さんが、小説投稿サイトの方でも活躍できるのなら私としても嬉しい限りです。

 もしかしたら、これをきっかけに初めてネットで連載小説を始めるよー!という方もいらっしゃるかもしれません。最後に、私の経験則で大変恐縮ですが、ネットで連載小説を書くときのポイントを列挙して終わりたいと思います。

ネット連載小説を書くコツ

1.あらかじめ原稿は完結させておく

「話は連載しながらその都度考えていけばいいや」は途中でストーリーが破綻して詰む可能性が高いです。連載開始時点で、すでに原稿は完成させておきたい。完結まで行けなくても10話先分くらいのストックは貯めておきたいものです。ストックないと連載続けるのが大変です。

2.更新頻度は高い方がいい

 3日に1回、遅くとも1周間に1回くらいの更新ペースは保ちたい。毎日更新が理想です。

 書き溜めていなくて2週間に1回くらいの更新だと、読者だけでなく書き手であるはずの自分までもがストーリーを忘れてしまう。間を空けてしまうと、執筆再開するときに多くのエネルギーが必要となります。

3.章や各話にタイトルをつける

 つけた方が読者にとっては親切。これは迷子にならないためです。

 タイトルが無いと「あれっ、この作品57話まで読んだんだっけ、それとも58話かな。あのシーンもう一度読み直したいんだけど、えーっと23話だったかなぁ……」みたいに迷ってしまう。

 章タイトルのみで、各話は話数番号表記のパターンでも良いでしょう。私も、魔法のiらんど投稿の際はこの方式を採用していました。小説家になろうで連載していた頃は、各章各話にそれぞれタイトルをつけていました。この辺はお好みです。章タイトルなり各話タイトルなり、何らかの分かりやすい目印があると便利ということです。

4.作品タイトルとあらすじが命

 読者はタイトルとあらすじで読むか否かを判断します。あらすじが良い作品は中身も良い傾向にあるといえます。タイトルは煽らず釣らず、物語にマッチしたものにするのがベターです。

5.作者と作品は切り離される

 はてなブックマークのブコメ欄ではないですが、厳しいコメントや作品への辛辣な批判は、小説を連載していても寄せられます。このときに批判を『自分自身』への批判として受け止めると、メンタルが持たないです。

 あくまで読者が寄せるのは(作者とは切り離された)『作品』への感想であり、批判は作品改善のための参考材料として、淡々と冷静に受け止める……のが理想。

 小説投稿サイトとはてブが連携すれば、人気上位にあがってきた作品がブコメでフルボッコに叩かれるみたいな地獄絵図も予想でき、恐ろしい恐ろしい……。心(筆)を折られてしまわないように気をしっかり持ちましょう。

 

 以上、新小説投稿サイトに関する雑感と、ネット連載小説についての小ネタでした。

(おわり)


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