ときまき!

謎の創作集団による、狂気と混沌の執筆バトル。

深見くらげ

第2回カクヨムWeb小説コンテストに投稿した話と「読了率」について

月初めになると「今月はブログで◯◯PVを獲得して◯◯万円の収入が出ました!」という定例報告会のようなもので界隈が活気づく。PVはそのサイトが閲覧された回数のことを指し、ウェブコンテンツの《人気度》を表す指標としてよく用いられる。 PV重視は、ウェブ小…

「てにをは連想表現辞典」てにをは辞典との比較レビュー

さて、小説書きの辞書レビュー第二弾として今回は「てにをは連想表現辞典」をご紹介したい。てにをは連想表現辞典は(タイトルが紛らわしいものの)2010年出版の「てにをは辞典」の姉妹辞書にあたる。 結局のところ「てにをは連想表現辞典」と「てにをは辞典…

「「「多重鍵括弧」」」の是非と複数人が同時に話す描写の書き方

「多重鍵括弧」とは鍵括弧を重ねて用いることにより、複数人が同じ台詞を重ねて発したように読解させる修辞技法のひとつである。 例えばN氏とS氏とZ氏が同時に「やっほー」と声をあげるシーンで 「「「やっほー」」」

このブログについて|二周年記念

このブログは何なの? 登場人物紹介 魚崎とき(うおざきとき) 海鳥まき(うみどりまき) 時巻エイ(ときまきえい) 深見くらげ(ふかみくらげ) 月波ツカサ(つきなみつかさ) 運営者と連絡先 他の運営サイト おわりに ときまき!を2014年9月13日に開設して…

ワケギを切るのもタマネギをレンジにかけるのも涙がボロボロ零れる

ワケギでも涙は出るという話 家族3人分の料理を任せられる私としては、なるべく楽をしたいのが道理で、この頃は「野菜の冷凍保存」に凝っている。タマネギやニンジンを予めスライスしてからラップに包んで、小分けに冷凍しておく。するとカレーやシチューを…

小説原稿を1日2万文字書くには、どうすれば良いのか

「小説家の西尾維新さんは1日に2万文字を書く」という話を聞いた。私も集中して原稿執筆に時間が取れる機会を得たので「1日2万文字」を目標に挑戦してみた。 ―― へえー、文字数で! 1日でどれくらい書かれるのですか?西尾 今は、基本1日2万字です。 引用…

時巻クラブの作品置場

過去にブログ記事として投稿した、小説・短歌・ポエムなどの作品をまとめています。 短編小説 幼女 vs サンタクドウスル(第26回『短編小説の集い』参加作) 虫の知らせ(第23回「短編小説の集い」参加作) 『人生の半分』第14回短編小説の集い投稿作 瞳に泳…

長編を書き切るための小説講座

長編小説を書くのは苦しく、挫折しやすいものです。ときまき!では、どうしたら(なるべく苦しまずに)長編原稿を最後まで書き切れるのかを模索し、創作理論や執筆ノウハウに関する記事を連載してきました。 「長編小説を完結させる!」の目標達成に役立つで…

「てにをは辞典」小説書きの辞書レビュー

本日ご紹介するのは「てにをは辞典」 紙の辞書のなかでは最も使用頻度が高く、愛用している。小説の執筆中はいつも手元に「てにをは辞典」を置いている。 ネーミングから、助詞(てにをは)の辞典なのかな、と思われるかもしれない。だが実際には「コロケー…

哲学的ゾンビと自己消失欲求、小説を書くこと。

角張ったビジネスバッグを肩に、スーパーの買い物袋を両手に、道を歩いていた。日の暮れかかった公園で、春休みの子供たちが遊んでいる。私は軋むように痛む胃と吐き気を抑えながら、公園を通り過ぎようとする。胃が痛い。三ヶ月間、ずっとだ。ストレスが原…

読者のいない小説をそれでも完結させるということ

ネット小説で連載をやっていると、あゝ悲しきかな、更新のたびにpv数が減っていく。終いには最新話を更新しても、pv数はゼロのまま。自分の小説を誰も読まなくなってしまった事実に、そこで気がつく。 私は今まで「魔法のiらんど」「エブリスタ」「ライトノ…

小説を書くのは苦しい

「小説を書くのはすっごく楽しいよ」というのは、強者もしくは狂者の論理であり、真に受けると痛い目を見る。小説を書くのは、苦しい。基本的に苦しい。どのくらいの苦痛を伴うのかは、私の執筆中の表情を見てもらえればわかる。私は小説を書くときは、ムン…

リクガメを動物病院に連れて行った話

飼っているリクガメの、上のクチバシがたいそう伸びていた。小松菜を食べさせてみると、伸びたクチバシが葉っぱを押し戻してうまく噛みつけないようだ。必死で口をパクパクとさせる。クチバシが邪魔をして、葉っぱを口の中に入れることができない。 ロッシー…

リクガメは二足で立ち上がる

リクガメを飼育していて一番驚いたのは、彼が二足で立ち上がることだった。リクガメは私が考えているよりもずっとアクティブで、岩や植木鉢によじ登ったり飛び降りたりなどの立体動作は平気でこなす。そしてたまに甲羅からひっくり返ってしまって、自分では…

クラゲとスカート

砂浜にスカートが打ち上げられていた。ウエストは輪を保ったまま、裾がふよりと円を描く。布地は海水を吸って軽やかさを失っている。波が寄せてきて、スカートから飛び出た触手のような二つの紐が微かに揺れた。 それはどう見ても生き物だった。もしもスカー…


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