ときまき!

謎の創作集団による、狂気と混沌の執筆バトル。

サンタクロースと嘘つきの告白(掌編小説)

老人は音もなく曲芸師のように、二階のバルコニーへと飛び降りる。 クリスマスの静かな夜。ふんわり積もった雪が、老人のかすかな足音さえも吸い込んでしまう。 赤色のもこもことした衣装を身にまとい、長い白髭を生やし、大きな白い袋を肩から提げた老人は…

カクヨムのGoogle Analyticsはウェブ小説の運営戦略に革命をもたらす

先日、Web小説界にひとつの革命が起きました。 カドカワの小説投稿サイト「カクヨム」に、作者がGoogle Analyticsを設定できるようになったのです。 アクセス解析ツール・Google Analyticsをカクヨムで使えるようになりました。その他、応援シェアの改善も行…

第2回カクヨムWeb小説コンテストに投稿した話と「読了率」について

月初めになると「今月はブログで◯◯PVを獲得して◯◯万円の収入が出ました!」という定例報告会のようなもので界隈が活気づく。PVはそのサイトが閲覧された回数のことを指し、ウェブコンテンツの《人気度》を表す指標としてよく用いられる。 PV重視は、ウェブ小…

幼女 vs サンタクドウスル(第26回『短編小説の集い』参加作)

クリスマスの夜。ユキはベッドに潜り込んで、寝たふりをする。 多くの子どもたちがそうしたように、来訪者がやってくるのをそわそわと待っていた。 やがてリン、リン、リン、と愉快な鈴の音が近づいてくる。鈴の音がユキのすぐ頭の上で《リン》と鳴り響いた…

文章にユーモアを与えるレトリック「誇張法」の使い方

誇張法はユーモアの修辞技法です。何かを大げさに表現することで文章に面白味を加える、あるいは語り手の心理・感情・思考を強調するときに使います。 たとえば常套句では、次のようなものが誇張法にあたります。 あまりの美味しさにほっぺたが落っこちそう…

原稿の推敲・校正・リライトを支援する8つの文章チェックツールを作りました!

お久しぶりです。タロットプロット広報担当の海鳥まきです。このたび、タロットプロットに8つの文章チェックツールを追加しました。 原稿の推敲・校正・リライト作業を支援するためのツールです。お役に立てるかどうかは分かりませんが、なかなかに面白いも…

「てにをは連想表現辞典」てにをは辞典との比較レビュー

さて、小説書きの辞書レビュー第二弾として今回は「てにをは連想表現辞典」をご紹介したい。てにをは連想表現辞典は(タイトルが紛らわしいものの)2010年出版の「てにをは辞典」の姉妹辞書にあたる。 結局のところ「てにをは連想表現辞典」と「てにをは辞典…

ショートショートのネタ出しに最適の「即席アイデアメーカー」を作りました!

ショートショートを書く秘訣 ショートショートで面白い話を考えるには、とにかくたくさんのネタを出していくことが大切です。100のアイデアがあったとしたら、そのなかで使えるのは1か2くらい。良いアイデアを見つける秘訣は、圧倒的な《量》のなかから《質…

虫の知らせ(第23回「短編小説の集い」参加作)

プウウウゥゥゥウゥン――。 耳障りな高音。回転椅子をくるりと回して、振り返る。

「「「多重鍵括弧」」」の是非と複数人が同時に話す描写の書き方

「多重鍵括弧」とは鍵括弧を重ねて用いることにより、複数人が同じ台詞を重ねて発したように読解させる修辞技法のひとつである。 例えばN氏とS氏とZ氏が同時に「やっほー」と声をあげるシーンで 「「「やっほー」」」


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