ときまき!

謎の創作集団による、狂気と混沌の執筆バトル。

カクヨムのGoogle Analyticsはウェブ小説の運営戦略に革命をもたらす

先日、Web小説界にひとつの革命が起きました。 カドカワの小説投稿サイト「カクヨム」に、作者がGoogle Analyticsを設定できるようになったのです。 アクセス解析ツール・Google Analyticsをカクヨムで使えるようになりました。その他、応援シェアの改善も行…

第2回カクヨムWeb小説コンテストに投稿した話と「読了率」について

月初めになると「今月はブログで◯◯PVを獲得して◯◯万円の収入が出ました!」という定例報告会のようなもので界隈が活気づく。PVはそのサイトが閲覧された回数のことを指し、ウェブコンテンツの《人気度》を表す指標としてよく用いられる。 PV重視は、ウェブ小…

幼女 vs サンタクドウスル(第26回『短編小説の集い』参加作)

クリスマスの夜。ユキはベッドに潜り込んで、寝たふりをする。 多くの子どもたちがそうしたように、来訪者がやってくるのをそわそわと待っていた。 やがてリン、リン、リン、と愉快な鈴の音が近づいてくる。鈴の音がユキのすぐ頭の上で《リン》と鳴り響いた…

文章にユーモアを与えるレトリック「誇張法」の使い方

誇張法はユーモアの修辞技法です。何かを大げさに表現することで文章に面白味を加える、あるいは語り手の心理・感情・思考を強調するときに使います。 たとえば常套句では、次のようなものが誇張法にあたります。 あまりの美味しさにほっぺたが落っこちそう…

原稿の推敲・校正・リライトを支援する8つの文章チェックツールを作りました!

お久しぶりです。タロットプロット広報担当の海鳥まきです。このたび、タロットプロットに8つの文章チェックツールを追加しました。 原稿の推敲・校正・リライト作業を支援するためのツールです。お役に立てるかどうかは分かりませんが、なかなかに面白いも…

「てにをは連想表現辞典」てにをは辞典との比較レビュー

さて、小説書きの辞書レビュー第二弾として今回は「てにをは連想表現辞典」をご紹介したい。てにをは連想表現辞典は(タイトルが紛らわしいものの)2010年出版の「てにをは辞典」の姉妹辞書にあたる。 結局のところ「てにをは連想表現辞典」と「てにをは辞典…

ショートショートのネタ出しに最適の「即席アイデアメーカー」を作りました!

ショートショートを書く秘訣 ショートショートで面白い話を考えるには、とにかくたくさんのネタを出していくことが大切です。100のアイデアがあったとしたら、そのなかで使えるのは1か2くらい。良いアイデアを見つける秘訣は、圧倒的な《量》のなかから《質…

虫の知らせ(第23回「短編小説の集い」参加作)

プウウウゥゥゥウゥン――。 耳障りな高音。回転椅子をくるりと回して、振り返る。

「「「多重鍵括弧」」」の是非と複数人が同時に話す描写の書き方

「多重鍵括弧」とは鍵括弧を重ねて用いることにより、複数人が同じ台詞を重ねて発したように読解させる修辞技法のひとつである。 例えばN氏とS氏とZ氏が同時に「やっほー」と声をあげるシーンで 「「「やっほー」」」

小説における俯瞰・アオリ・遠近法の描写例(序次法のレトリック)

例えば漫画を勉強している人は、ストーリーやキャラの作り方に加えて、画力アップのための描写技法を学んでいます。コマ割り・人物パース・遠近法などですね。 「描く」か「書く」かの違いはあれど、小説の描写においても遠近法・アオリ・俯瞰を書くための技…

小説の描写に《動き》を与える方法

「小説の描写に動きがほしい!」と思ったときは、以下の2つを意識しましょう。 結果ではなく過程を描くこと 動作を分割すること ここでは私の書いた文章を「悪例」、実作品の描写を「好例」として、比較しながら解説していきます。まずは描写がのっぺりとし…

ホラ吹きの語る《希望》は…(はてな題詠「短歌の目」第11回9月)

はてな題詠、参加はこれが2回目となります。第二期スタート、とても嬉しいです。 今回のテーマは「秋」ですね。肌寒くなってくると心なしか憂鬱になったり孤独を感じたり、そんなときこそ短歌を詠みませう! tankanome.hateblo.jp 1. 星 承認に飢えし星喰い…

報われない無垢な努力を迎え入れる

努力が報われないと感じることが多々ある。 本当に、このまま頑張ってもうまくいくのだろうか、徒労に終わるのではないか。 そんな心の囁きが、やる気を根こそぎ奪ってゆく。 いろんなことを言う人がいる。 「報われない努力なんてない。行動には必ず結果が…

NPC(ノンプレイヤーキャラクター)の幸福論

私はアイ。 ロールプレイングゲーム王国に住む、14歳のNPC (non player character) 独自AI (Artificial Intelligence 人工知能)を搭載していて、自分の頭で考えて行動することができるの。当たり前でしょ? この街の人たちは、ほとんどがNPCなの。 みんな幸…

小説のプロット作成ツール(タロットプロット)を大幅にアップデートしました!|ブログ2周年記念

ときまき!は2016年9月13日をもって運営2周年を迎えました。 これを記念して、小説や漫画のプロットを作るためのアイデアツール『タロットプロット』を大幅にアップデートいたしました。 タロットプロットとは? タロットプロット - 小説・漫画・脚本のプロ…

このブログについて|二周年記念

このブログは何なの? 登場人物紹介 魚崎とき(うおざきとき) 海鳥まき(うみどりまき) 時巻エイ(ときまきえい) 深見くらげ(ふかみくらげ) 月波ツカサ(つきなみつかさ) 運営者と連絡先 他の運営サイト おわりに ときまき!を2014年9月13日に開設して…

オプトイン・オプトアウトの意味と違い

ITパスポートの勉強してたらオプトイン、オプトアウトって単語が出てきたんやけど、これってどういう意味なん? 簡単にはこういう意味です。 オプトイン(Opt-in) Webサービスにメアドを登録したときに、メルマガを受け取るかどうかをユーザーがあらかじめ…

ワケギを切るのもタマネギをレンジにかけるのも涙がボロボロ零れる

ワケギでも涙は出るという話 家族3人分の料理を任せられる私としては、なるべく楽をしたいのが道理で、この頃は「野菜の冷凍保存」に凝っている。タマネギやニンジンを予めスライスしてからラップに包んで、小分けに冷凍しておく。するとカレーやシチューを…

小説原稿を1日2万文字書くには、どうすれば良いのか

「小説家の西尾維新さんは1日に2万文字を書く」という話を聞いた。私も集中して原稿執筆に時間が取れる機会を得たので「1日2万文字」を目標に挑戦してみた。 ―― へえー、文字数で! 1日でどれくらい書かれるのですか?西尾 今は、基本1日2万字です。 引用…

時巻クラブの作品置場

過去にブログ記事として投稿した、小説・短歌・ポエムなどの作品をまとめています。 短編小説 幼女 vs サンタクドウスル(第26回『短編小説の集い』参加作) 虫の知らせ(第23回「短編小説の集い」参加作) 『人生の半分』第14回短編小説の集い投稿作 瞳に泳…

長編を書き切るための小説講座

長編小説を書くのは苦しく、挫折しやすいものです。ときまき!では、どうしたら(なるべく苦しまずに)長編原稿を最後まで書き切れるのかを模索し、創作理論や執筆ノウハウに関する記事を連載してきました。 「長編小説を完結させる!」の目標達成に役立つで…

「狂気の先にあるもの」ゲオルク・ハイムは何を書いたのか?【記事未完成】

ゲオルク・ハイム『モナ・リーザ泥棒』(河出書房新社1974年)を読んだ。いわゆる絶版本で入手が難しく、中古で2万円近くする。河出書房がまた新訳の世界文学全集版を出してくれたら嬉しいのだが、Amazon Unlimitedが話題となるなか、このように金を積んでも…

「てにをは辞典」小説書きの辞書レビュー

本日ご紹介するのは「てにをは辞典」 紙の辞書のなかでは最も使用頻度が高く、愛用している。小説の執筆中はいつも手元に「てにをは辞典」を置いている。 ネーミングから、助詞(てにをは)の辞典なのかな、と思われるかもしれない。だが実際には「コロケー…

哲学的ゾンビと自己消失欲求、小説を書くこと。

角張ったビジネスバッグを肩に、スーパーの買い物袋を両手に、道を歩いていた。日の暮れかかった公園で、春休みの子供たちが遊んでいる。私は軋むように痛む胃と吐き気を抑えながら、公園を通り過ぎようとする。胃が痛い。三ヶ月間、ずっとだ。ストレスが原…

読者のいない小説をそれでも完結させるということ

ネット小説で連載をやっていると、あゝ悲しきかな、更新のたびにpv数が減っていく。終いには最新話を更新しても、pv数はゼロのまま。自分の小説を誰も読まなくなってしまった事実に、そこで気がつく。 私は今まで「魔法のiらんど」「エブリスタ」「ライトノ…

第2回ショートショートコンテストの審査員特別賞に選ばれました!

お久しぶりです、海鳥まきです。 今月は多忙に多忙を極めましてとてもブログ更新の時間が取れず、ご心配をおかけしてごめんなさい。私は元気です。(ぐるぐる目 本日、ケータイ小説サイト『星の砂』にて、第2回ショートショートコンテストの優秀賞発表があり…

小説を書くのは苦しい

「小説を書くのはすっごく楽しいよ」というのは、強者もしくは狂者の論理であり、真に受けると痛い目を見る。小説を書くのは、苦しい。基本的に苦しい。どのくらいの苦痛を伴うのかは、私の執筆中の表情を見てもらえればわかる。私は小説を書くときは、ムン…

2015年後半期 増田文学大賞(はてな匿名ダイアリー)

「はてな匿名ダイアリー」に投稿された、秀逸な創作作品の数々をご紹介したい。タイトルの通り、2015年7月~12月に投稿されたエントリーを対象とした。2015年前半期については2015年前半期 増田文学大賞(はてな匿名ダイアリー)の記事をどうぞ。 この記事で…

小説らしい文章の作り方(M式縛りプレイ執筆法)

お久しぶりです。私の単独記事は7ヶ月ぶりですね。ご無沙汰しておりました。 海鳥まきと申します。初めましての方は初めまして。 どうすれば小説っぽい文章になるの? さてさて、本題に入りましょう。精神論や抽象的な創作論をとやかく述べるつもりはありま…

第15回短編小説の集い テーマ『過去』の感想

第15回短編小説の集い、テーマは『過去』 今回は私も参加したかったのですが、なかなか書く時間が取れず……。 さておき、参加者さんのご作品読みました! せっかくですので、感想を書いてみようと思います。完全読者目線です。 また、前回と同じくネタバレ前…


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